明るいがん患者を目指して

自分が乳がんになったことを忘れないために、これまでの体験を振り返っていこうと思います。

“肛門周囲膿瘍”で手術・入院!(2017年2月3~5日)

ゆうたんです。


昨年(2017年)のことを振り返っています。


第3回目の抗がん剤治療中、私は“肛門周囲膿瘍”になってしまいました(>_<)


2月3日(金)、主人は泊まり勤務のため、私一人で受診しました。
お尻は痛いし、熱はあるし、…ということで、初めて車いすのお世話になりました。
CT検査の結果、膿があるのは奥の方なので、手術室で切開・排膿術を行うことになりました。


主人には、手術を担当してくださる先生が、電話で連絡してくださいました。


私は、手術に向けてのいろいろな準備に追われていきます。
麻酔科の先生から説明で、「全身麻酔でなくても行けそうだけど、どうしますか?」と問われ、私は「やっていることが分かるのは怖い」という理由で全身麻酔を選びました。
すると、「術後、麻酔から覚めた時に、名前を呼んだり手を握ったりして確認します。呼ばれたら返事をしてください。手を握ったら握り返してください。」と言われました。
具合の悪い私には、この「手を握る」ということがインプットされました(^^;)
※ここ、覚えておいてください(^^;)
手術前の点滴をするために、総合処置室に移動。点滴中に諸々の注意事項の説明を受けました。


時間はとっくに昼を過ぎ、午後の診療時間に入っています。
パート勤務の外来看護師さんがずっとお世話してくださいましたm(__)m


入院に関する説明も受け、いよいよ手術の時間がやってきて、2階の手術室へ。


手術台に横になり、点滴の管に麻酔が入りました。点滴の針が刺さっている辺りがものすごく痛く熱くなったかと思ったら、あっという間に麻酔にかかっていました。
まるで、手品で「ワン・ツー・スリー」と言われて催眠術にかかってしまうかのようでした。
次に気が付いたのは、もう手術が終わって、麻酔から覚めた時です。
のどに入っていた管の感覚も残っていませんでした。


はい、ここで思い出してください! 
「術後、麻酔から覚めた時に、名前を呼んだり手を握ったりして確認します。呼ばれたら返事をしてください。手を握ったら握り返してください。」と言われていたのです。
名前を呼ばれたので、返事をしました。
手を握られたら握り返す気満々で待っていましたが、手は握られませんでした(>_<)
この話は、本編(乳がん)の手術へと続くことになります(^^;)


手術といっても、処置(切開・排膿術)自体は10分程度で終わったそうで、処置の前後の麻酔の時間も含めて1時間ほどで手術室から出られたそうです。


(つづく)