明るいがん患者を目指して

自分が乳がんになったことを忘れないために、これまでの体験を振り返っていこうと思います。

続・“肛門周囲膿瘍”で手術・入院!(2017年2月3~5日)

おはようございます。ゆうたんです。


3月もあと1週間で終わりですね。
乳がんの手術からまもなく1年になるので、その前に抗がん剤治療の様子を振り返っておこうとしていますが、この第3回目の治療中に起こったことは本編(乳がん)のことよりも、私にとってはもしかしたら思い出深い出来事だったかもしれません。


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2017年2月3日(金)、“肛門周囲膿瘍”で手術(切開・排膿術)を受けたところまでお話ししました。


この貴重な体験を忘れないようにするために、当時、私は携帯メールで入院レポートを作成し、自宅のパソコンに送っていました。


以下、そのレポートです(^^;)
(再構成しています。ご了承くださいm(__)m)


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2017年2月3日(金)
手術室には15時頃入室。
手術室を出たのは16時過ぎ。
その後、リカバリー室で休んでから病室にたどり着いたのが16時45分。
そこから4時間はベッド上で安静にしているように、との指示あり。
病室は4A病棟の412号室。Aベッド(病室入って手前左側)。
4時間後、動けるようになってすぐ、トイレと、だんなに℡と、関係各位へのメール。


2017年2月4日(土)
6時頃の看護師さんの見回りで、痛みがあることを報告する。
今日の分の薬を持ってきてくれた。
(痛み止め・胃薬・便秘薬の3点セット)
食事は昼かららしいので、朝の分はお茶で飲んだ。
あとで売店に買い物に行く予定。
だんなは昼頃には来てくれるかな。


薬は、朝のみ(痛み止め・胃薬・便秘薬元い下剤)の3点セット、昼・夜は(痛み止め・下剤)の2点セットだった。


8時過ぎに、1階の売店に買い物に行く。リハビリパンツ・前開きの肌着・マスク・フェイスタオル・野菜ジュースを購入。スリッパを買い忘れて、再度売店へ。


午前中で終わる点滴に気付くのが遅くなり、血液が逆流? どうやら固まってしまったらしく、一度針を抜くことになった。


そのタイミングで着替えをする。


適宜、廊下をお散歩。一応、運動ということで。まだ痛みがあるため、点滴のスタンドを支えに、そろりそろりと。


お昼、だんながやってくる。しばらくすると昼食の時間になる。普通のご飯だったが、久しぶりの食事だったので、夕食と明日の朝食はおかゆにしてもらうことにした。私にしては珍しく、ご飯を残して、おかずを食べるというパターン。味覚障害が起きている今、参考になる味付けや料理だ。


食後、だんなにお茶とイヤホンとテレビカードを買ってもらう。だんなは一旦帰宅。


今回の入院中、初めてテレビを見る。


抗生剤の点滴、約1時間。今回は終わりの時間をきちんと報告したので、針はそのまま入っている状態になっている。


午後も適宜お散歩。


夕方、夜間の看護師さんに交代。


だんな、再び登場。なぜか食事の時間近くだ。面会の最終時間までとなると、そうなるか。


夕食は全粥。昼のご飯よりは食べた。おかずは、今の私には苦く感じてしまうものがちょっと多かった。残念(;_;)


夕食後、『ブラタモリ』を見る。


22時過ぎからの点滴1本で、この日は終了。30分~1時間とのこと。終わるまで気にしているつもりが、いつの間にやら眠りの中。目が覚めて気付いたら終わっていたので、ナースコールで連絡。血液が逆流しなくて良かった。23時23分、ん、32分だったかな? 再び眠りに就く。


『生さだ』は、帰ってから録画を見ることにしよう。


2017年2月5日(日)
夜中、一度トイレに行く。痛み止めは…、もう少し様子を見ることにしよう。


朝6時、担当の看護師さんが抗生剤の点滴に来る。30分~1時間の予定。熱は36度5分、血圧・酸素量?も問題ない様子。良かった。


点滴が終わったところでナースコールする。これにて点滴終了のため、針を抜いてもらう。


食事前、『がっちりマンデー!!』を見る。


8時頃、朝食が届く。今回の入院生活最後の食事なので、記念に写真を撮る。最後なので、頑張って全部食べた。
(“のりの佃煮”は苦味を感じてしまい、だめだった。)


朝食後の薬は、(痛み止め・胃薬・下剤)の3点セット。


9時にはだんなが来る予定だし、担当の先生から話を聞くことになっているから、ぼちぼちいろいろと支度を始める。


9時、だんなが来る。先生に呼ばれるまでに着替えを済ませる。


先生からのお話。
今回の手術の内容と経過、次回の外来予約を聞く。
病み上がりなのと、2月8日(水)も休まないといけなくなるから、いっそのことそこまで休むように指示を出してもらうため、診断書を依頼した。


残りの片付けをしていると、最後の担当看護師さんが書類や退院後の薬を持ってやってくる。


短い間だったが同室だった患者さんに挨拶をして病室を出る。


最後にナースセンターで挨拶をして病棟を出る。


退院。
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とまぁ、こんな感じでした(^^;)




(つづく)

“肛門周囲膿瘍”で手術・入院!(2017年2月3~5日)

ゆうたんです。


昨年(2017年)のことを振り返っています。


第3回目の抗がん剤治療中、私は“肛門周囲膿瘍”になってしまいました(>_<)


2月3日(金)、主人は泊まり勤務のため、私一人で受診しました。
お尻は痛いし、熱はあるし、…ということで、初めて車いすのお世話になりました。
CT検査の結果、膿があるのは奥の方なので、手術室で切開・排膿術を行うことになりました。


主人には、手術を担当してくださる先生が、電話で連絡してくださいました。


私は、手術に向けてのいろいろな準備に追われていきます。
麻酔科の先生から説明で、「全身麻酔でなくても行けそうだけど、どうしますか?」と問われ、私は「やっていることが分かるのは怖い」という理由で全身麻酔を選びました。
すると、「術後、麻酔から覚めた時に、名前を呼んだり手を握ったりして確認します。呼ばれたら返事をしてください。手を握ったら握り返してください。」と言われました。
具合の悪い私には、この「手を握る」ということがインプットされました(^^;)
※ここ、覚えておいてください(^^;)
手術前の点滴をするために、総合処置室に移動。点滴中に諸々の注意事項の説明を受けました。


時間はとっくに昼を過ぎ、午後の診療時間に入っています。
パート勤務の外来看護師さんがずっとお世話してくださいましたm(__)m


入院に関する説明も受け、いよいよ手術の時間がやってきて、2階の手術室へ。


手術台に横になり、点滴の管に麻酔が入りました。点滴の針が刺さっている辺りがものすごく痛く熱くなったかと思ったら、あっという間に麻酔にかかっていました。
まるで、手品で「ワン・ツー・スリー」と言われて催眠術にかかってしまうかのようでした。
次に気が付いたのは、もう手術が終わって、麻酔から覚めた時です。
のどに入っていた管の感覚も残っていませんでした。


はい、ここで思い出してください! 
「術後、麻酔から覚めた時に、名前を呼んだり手を握ったりして確認します。呼ばれたら返事をしてください。手を握ったら握り返してください。」と言われていたのです。
名前を呼ばれたので、返事をしました。
手を握られたら握り返す気満々で待っていましたが、手は握られませんでした(>_<)
この話は、本編(乳がん)の手術へと続くことになります(^^;)


手術といっても、処置(切開・排膿術)自体は10分程度で終わったそうで、処置の前後の麻酔の時間も含めて1時間ほどで手術室から出られたそうです。


(つづく)

“肛門周囲膿瘍”になった話(^^;)

ゆうたんです。


今日は天気はいいですが、寒いです(>_<)


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これは、昨年(2017年)、第3回目の抗がん剤治療中の出来事です。
たぶん、かなり稀なことだと思います。たまたま私に起こってしまった出来事です。


前回のブログで少し触れましたが、2017年1月末くらいからお尻に何かできものが出来ているようでした。
これは私の推測ですが、抗がん剤点滴の後の白血球の数値が下がった時期に、ちょうど下痢状態になったことから、何かバイ菌(細菌)が入り込んでしまったのでしょう(>_<)


2017年2月1日(水)夜に救急外来を受診した時には、それが関係しているなんて思ってもいなかったので、何も話さずに帰ってきました。


でも、翌2月2日(木)に主治医の診察を受けた時に話したのは、インターネットを見たことも理由の一つだけれど、主治医との良好な信頼関係が構築できていたことの証なのではないかなぁと思っています(*^_^*)


2017年2月3日(金)、主人は泊まり勤務で出勤していきました。
自分で車を運転して病院に行くのは無理だと思い、タクシーで出かけました。


がん集学治療センターで受付をし、本当に辛かったので車いすを使わせてもらいました。


“肛門周囲膿瘍”ということで、主治医から消化器外科担当の先生にバトンタッチされて診察を受けた結果、CT検査(造影剤あり)をすることになり、仕事を休む連絡をしました。


造影剤を使ったCT検査は、この時初めて受けました。
今まで受けた検査(PETやMRI)に比べたら所要時間が短くてラクでしたが、造影剤が入る時の感覚には、看護師さんから説明は受けたものの、びっくりしました(◎o◎)


CT検査の結果、「膿があるのは奥の方なので、外来では処置ができない。手術室で切開・排膿術を行います。」と言われました。


かくして、本編(乳がん)の手術の前に手術・入院することになったのです\(◎o◎)/


(つづく)