明るいがん患者を目指して

自分が乳がんになったことを忘れないために、これまでの体験を振り返っていこうと思います。

明日は“乳がん手術記念日”です!

ゆうたんです。


1年前の抗がん剤点滴治療の振り返りがようやく終了しました(^^;)


今日は2018年3月29日です。
1年前のこの日は手術前日だったので、仕事はこの日から休ませてもらいました。


抗がん剤点滴治療の第3回目も第4回目も、思わぬ事態が起こって大変でしたが、その後はおかげさまで復活していました。
月末も近かったので、出来るところまでは頑張ろうと思い、仕事を続けていました。


4回にわたる抗がん剤点滴治療を終えてから手術までは、なかなか日程が確定せず、ハラハラしたものでした(>_<)


2017年3月13日(月)‥‥乳がん手術についての説明
2017年3月21日(火)‥‥MRI検査
2017年3月23日(木)‥‥MRI検査の結果説明
2017年3月24日(金)‥‥麻酔の説明、歯科口腔外科受診


手術の説明の時は、さすがに主人に同席してもらいました。
前から“全摘”と言われていましたが、主治医から「本当に“全摘”でいいですか?」と念を押されました。
私は「命の方が大事だから」と、“全摘”に迷いはありませんでした。


二度目のMRI検査、「あぁ、あの“うつぶせ”でやるヤツね…」とちょっと憂鬱になりましたが、一度体験しているせいか、上手く乗り越えられました(^_^)


麻酔の説明も二度目です(^^;)
全身麻酔は、2月初めの“肛門周囲膿瘍 切開・排膿術”で、すでに体験済みでした。
この時の話は前にブログに書きましたが、麻酔から覚める時に手を握ってもらえることを頭の片隅で期待していました。
でも、前回は握ってもらえず…。
この話を“笑い話”として、説明してくださった女医さんに話しました。
そしたら、「当日、私が担当するかどうか分かりませんが、今回は手を握りますね!」と言ってくださいました(*^_^*)


2017年3月25日(土)は、所属する吹奏楽団の1年を締めくくる総会と懇親会がありました。
懇親会の席で、私は、「1ヶ月後の演奏会に一緒に乗れるように、手術頑張ってきます!」と宣言しました。


2017年3月26日(日)は、職場で仲良くしてもらっいる方々との女子会。
この時、友人の一人が、「おっぱいに“さようなら”」と言って、服の上から触ってくれました。
「あぁ、そんなこと、考えてもいなかったなぁ」と、私はかえってうれしくなりました!


こうして、周りの方々から応援してもらって、手術日を迎えることになります。


(つづく)

第4回目の抗がん剤点滴治療の経過について

おはようございます。ゆうたんです。


ようやく最終第4回目の抗がん剤点滴治療のところまでやってきました!
みなさん、お付き合いくださり、ありがとうございますm(__)m
それでは、振り返ってまいります。


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私が受けていたのは“TC療法”でした。
これは、4クール行うのが標準的な治療のようでした。


確か、第3回目の治療の時だったと思います。
主治医から「もう少し回数を増やそうかなぁ」と言われました。
その時は「ふ~ん」と思って通り過ぎてしまいましたが、後から「どうなの?」と思い直して看護師さんに聞いてみました。
すると、「抗がん剤が効いていると、治療の回数を増やすということはあります。でも、僕だったら、辛い抗がん剤治療を続けるより手術をした方がいいと思うな…。」と言われました。
「へぇ~、私はどうなんだろう?」と思いました。


私は、2017年4月30日に、所属する吹奏楽団の演奏会を控えていたので、「演奏会に出ることは可能なんだろうか?」と心配していました。


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さてさて、第4回目の抗がん剤点滴治療は、2017年2月15日(水)に行われました。


この日は午後から病院内の歯科口腔外科の予約も入っていましたが、抗がん剤点滴治療に思いのほか時間がかかってしまったため、別の日に受診することになりました。


この時は便秘傾向に陥ってしまいました。
前回の抗がん剤治療の時に“肛門周囲膿瘍”の処置をしていて心配だったので、2月17日(金)の仕事の帰りに救急外来を受診して薬を処方してもらいました。


点滴の当日と翌日(2月15・16日)は、腰から下の痛みがありましたが、痛み止めを飲んだら良くなりました。


週が変わって2月20日(月)、のどの痛みを感じ、「風邪かな?」と思いました。


(月・火)と出勤して、2月22日(水)は点滴後の診察があるため、休みをもらっていました。
この日(2月22日)は結構辛かったのを覚えています。
診察後、すぐに病院から動くことができず、看護師さんに頼んで、空いているスペース(リクライニングチェアー)で休ませてもらいました。
何とか動けるようになってから、友人が勤める郵便局に書類を届けに行きました。
その後、スーパーで買い物をしていたら、寒気が増してきました。


翌2月23日(木)も熱っぽかったので、近所のかかりつけ医で診てもらった結果、“インフルエンザA型”に罹患していることが判明。2月28日(火)までの“外出禁止令”が出されました。


この“インフルエンザA型”は、本当に辛かったです(ToT)
なかなか熱が下がらず、「本当に治るんだろうか…」と心配になりました。


そうこうするうちに、またお尻に硬いものを発見!
前回の切開・排膿術から1ヶ月も経っていないのに、再発するなんてこと、あるのぉ?
2月28日夜になってから、救急外来に駆け込みました(>_<)
前回手術を担当してくださった先生が、たまたま他の手術のため病院にいらしたので、
私は時間がかかっても待つ覚悟で点滴を受けていました。
2月28日~3月1日に変わるかという頃、手術を終えた先生がやってきました!
待っている間に受けたCT検査(造影剤あり)の結果、今回の膿は表面にあるとのことで、すぐに切開することになりました(◎o◎)
「麻酔の注射も痛いだろうから、すぐ切るよ」と先生。
痛いのが苦手な私は「痛いよぉ~、痛いよぉ~」とわめきました。
でも、膿が出た途端に、まぁびっくり‼ 今までの痛みが消え、笑顔が戻りました(^o^)
先生にお礼を言って、無事家に帰ることができました(*^_^*)


3月1日(水)、いつもの主治医の診察に加えて、前夜の経過観察もありました。
すでに穴が塞がってしまって、また硬くなりつつあったので、再度切開してドレーンを入れてもらいました(^^;)


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今、第4回目の抗がん剤点滴治療の時のことを振り返りながら、主人と話していたのですが、そういえば2017年2月末は主人にもいろいろ予定を変更してもらったのでした(^^;)
いやぁ、あの時は大変だったねぇ…。一番大変だったかもしれません。


「抗がん剤治療の回数を増やす」なんて話もありましたが、「小さくはなっているけれど、劇的に効いているわけではない」ということで、“TC療法”標準の4クールが終わったところで抗がん剤治療は終了と相成りました。


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この後、2017年3月30日(木)の本編(乳がん)の手術に向けて、説明や検査を受けることになるのです。


(つづく)

“肛門周囲膿瘍”の経過

ゆうたんです。


第3回目の抗がん剤点滴治療後、思いもよらず“肛門周囲膿瘍”になってしまったため、手術・入院(2017年2月3~5日)したところまでお話ししました。


運がいいとか悪いとか(byさだまさし「無縁坂」)、この入院はちょうど週末だったため、退院した足で会社に寄り、上司宛に2月8日(水)まで休む旨のメモと診断書を置いてから、自宅に帰りました。


翌日、改めて上司に電話をしましたが、面倒くさそうにそそくさと電話を切られてしまいました(T_T)
(あくまでも、私が感じたことですが…。)


“肛門周囲膿瘍”に関しては、2月10日(金)にドレーンを抜去して、終了しました。


そうそう、この時入院した4A病棟ですが、本編(乳がん)の時にもお世話になりました(*^_^*)
すでに本編(乳がん)の予約が入っていたようで、看護師さんには「待ってるね(^O^)/」なんて言われたのでした(^^;)
でも、私も、「全身麻酔も入院も予行練習みたいだね(^^;)」なんて話していたのでした。


その後はおかげさまでまた復活し、2017年2月15日(水)には最終第4回目の抗がん剤点滴治療を迎えることになります。


(つづく)